スウェーデンのアブ・ガルシアとの契約・協力の元で実現し、発売以来高い評価を得ている、サイモン・下村氏が世におくるクラシックアンバサダー。その製品には、クラシック時代のアンバサダーの設計原点に戻りアブ・ガルシアのスウェーデン工場からできるだけオリジナルパーツを取り寄せながら、限りなく当時のデザインの中に当時の機能をそのまま持ち込んだという、強いこだわりがあります。電着塗装は下村氏が立ち合いの元で作業が行われ、染料を作業当日にその場でブレンドし、納得がいくまで何度もサンプル品製作を繰り返したのち、実際の生産に入ります。さらに、刻印作業も下村氏自らが行っています。代の上に置かれたアルミ版に、70年当時のインゴットで刻印するのも一枚一枚手作業です。パッケージも、70年代のパッケージ・デザインを基調にして完成。まさに、現代に蘇った名作です。
73年(フィッシング・タックル・カレンダーの関係で、72年の後半の一部が含まれる)は、5000,6000番台のアンバサダーのギア比は、3.6:1でした。この年、アブ社は巻き上げ率を30%アップさせた4.7:1のハイスピ-ドモデルを販売。これが基本的な構造を5000Cと6000Cのまま踏襲した5500Cと6500Cです。これらの両モデルは、登場した73年の一年だけ5000C、6000Cにもちいられていた"ビッグA"と呼ばれるAmbassadeurのAの文字を大きくかたどったデザインを取り入れていました。しかし、モデル名の部分だけはステッカーで表示する方法をとっていました。一番苦労したのは、ブルーグレーの電着塗装作業です。実は、多少濃いように思われるこの色がオリジナルの’73年ビッグAモデルに一番近い色です。
●ギア比:4.7●ノンアンチリバース●ラインキャパシティ:12lb-225yds

